令和3年の介護報酬改定において、介護事業所への災害発生時および感染症発生時の業務継続計画（BCP）の策定が義務付けられました。
介護BCPのエキスパートがサポート
業務継続計画（BCP）は災害や感染症が発生し、事業への影響が懸念される事態になった時に、介護事業影響を最小限にとどめる為のもの。被害を最小限に食い止めて早期復旧を目指したり、サービス提供の優先順位付けやライフラインの不足や介護スタッフの減少に対する対策を講じます。
決して業務を継続する為だけのものではありません。経営が立ち行かなくなると、誰も守れません！
十分な被害想定と、活用できるリソースの洗い出し、サービス提供の優先順位付け、備蓄の確保などが事前に行われていることが、もしもの場合の影響を左右します。
しかし、一般企業と介護事業所ではその内容に多くの相違があり、介護BCPの策定には介護現場の熟知とBCP策定の知識の両方が必要。
介護BCP教育研究所のコンサルは、BCPの知識があるだけでなく、介護事業の経営経験者、実務経験者に特化。だから、実効性があるBCPの運用のお手伝いが可能です！
介護BCP（業務継続計画）の策定サポート
個別コンサルタントのサービス内容
介護BCP教育研究所の介護BCPコンサルタントは基本的な流れに沿って事業所の状況に合わせた個別プログラムをご提案します。
《サポートの一例》
- 介護BCP策定に必要なタスクについての説明
- 実際の情報収集や分析、取りまとめのサポート
- 職員等への教育プログラムの検討
災害時介護BCPと感染症発生時介護BCPは基本的な考え方は同一ですので、別々に作成することも、一体化させることも可能です。
＊対面・オンラインのどちらでも対応可能
介護BCP策定の流れ
STEP1：BCP研修
BCPとはどのようなものか、実用性を持たせ活用できるものにするために必要なこと、今後のスケジュールなどを、介護事業者の幹部、管理者に向けて理解を深めます。
STEP2：基本方針の策定
介護BCPの策定の目的、行動の基本方針、対象となる災害や感染症の範囲、対応能力の分析、指揮命令系統の整備などを明確にします。
STEP3：各種指針の整備・策定
現行の指針やマニュアルの内容をもとに不足部分等の整備を行います。各種指針の整備がされていない事業所では、新たに作成します。
STEP4：業務継続分析
通常業務の整理、優先業務の整理、行動計画の立案、備蓄の検討など重要業務の遂行に必要な経営資源の洗い出しを行います。
STEP5：業務継続戦略の決定
経営者とともに、事業所の行動計画の検証、実現性の検討を行うために必要部分を詳細な説明の追加やすり合わせを行います。複数の事業がある場合はそれぞれの検証が必要です。
STEP６：業務継続計画の策定
オリジナル介護BCPのひな形をもとに、検討した内容を文書化します（本文、別表、チェックリストなど）
STEP７：業務継続計画の検証
事業所への周知、研修の実施、訓練の実施により策定されたBCPの検証を行います。
STEP8：業務継続計画の継続的改善
定期的な研修、改訂を行い実効性の高い介護BCPに作りあげていきます。
特徴
◉ 介護事業もBCPもわかるエキスパートだから、介護事業所独自の課題や重要業務の抽出や対策が的確にアドバイスできる！
◉ 実効性へのこだわりを持って個々の事業所の状況に応じたBCP策定をサポート
◉ オリジナルのテンプレートを活用し、忙しい中でも効率的な介護BCPの策定を支援
★事業所への訪問、オンラインどちらも対応可能
★期間中はメール相談無制限
★同一法人から複数の事業所の管理者などが一緒に参加しても同一料金！
料金
介護BCPの作成の種類、法人の規模、サポートの範囲によってお見積りさせていただきます。お気軽にお問合せください
例）居宅介護支援介護BCP策定コース
4.4万円（税込）~
※自分の都合で受講可能なオンライン講座はこちら
介護BCP運用サポート
すでに介護BCPの策定ができている介護事業所向けのサービス。実効性のある介護BCPとなるように継続的改善をサポートします。
サポート内容
● 介護BCPのチェック
●職員への教育・訓練
●業務継続戦略コンサルティング
●介護BCPの評価・改善点の抽出・改善策の提示
料金
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寺岡 純子
合同会社カサージュ代表
介護BCP統括責任者
NPO法人BCAO認定 事業継続管理者/看護師/主任介護支援専門員
大手介護事業者に約19年間間勤務し、在宅介護メニューの実務やエリアマネジャーとして事業所運営に携わる。
2018年に大阪北部地震を経験し、介護事業所でのBCPの重要性を認識し普及活動を開始し、独立後は介護施設を中心に研修、コンサルタント事業を行っている。
